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初めての渓流釣り
サル温泉の翌日は釣りに出かけた。 ケイタが行きたかった渓流釣りだが、自然の渓流は釣り初心者の子どもに釣れるほど甘くはない。 いつかは自然渓流で釣りをさせたいという思いはあるが、釣れないことを理由に釣り嫌いになられても困るので、ここは割り切って管理釣り場連れて行くことにした。 フライやルアーの人たちのはよくこの「管理釣り場」という言葉を使うけれども、雰囲気の違いこそあれ、『釣堀』にはかわりない。養殖のニジマスを入れて子どもでも釣ることができるようにしているお遊びフィッシングの釣堀である。かわいそうな養殖ニジマスたち… じゃあ、お前が普段やっている釣りは遊びじゃないのか、と突っ込まれると返す言葉もないが、そんな釣師の心の鬱屈をよそに、子どもたちは今回の釣りをとても楽しみにしていた。 信州 信濃町観光協会HPより せめて渓流の雰囲気だけでも楽しめそうなところをネットであれこれ探して、向ったのは野尻湖を臨む黒姫高原、鳥居川の冷たい水を引き込んだ渓流の管理釣り場である。 フィッシングランドはなおか この日は夏休み最後の週の平日だった。関東の小学校ではまだ夏休みだが、長野県では8月20日くらいで夏休みが終わって2学期が始まっている。 きっと誰も(お客が)いないだろうと思っていたが、案の定、釣り客は僕たち家族だけである。 誰もいないというのが、一番に気持ちがよかった。隣接の芝布の公園も誰もいないので、このいったいが全くの貸切である。 管理人の人のよさそうなおばさんが、ニジマス養殖池から10数匹のニジマスを持ってきて区画分けされた小渓流に放流してくれたあとに、いよいよ釣りを始める。 エサはイクラ。子どもや女性でも扱いよさそうにという配慮なからか、これがブドウ虫なんかだと、「あーん、きもちわるいー」とかいう輩がたくさんいるからだろう。多分うちのカミサンも間違いなくその一人にちがいないが…。 エサ釣りの貸し竿のほかに、僕はフライの道具も持ち込んで子どもにもやらせてみた。自分の愛用のフライ竿ではなくて安物の折られてもいいようなロッドと安物リールである。(数万もする竿をここで使って折られでもしたら泣くに泣けないではないか) そんな竿でも、養殖ニジマスは哀しいことに簡単に釣れてくれる。 でも、しばらくすると放流したニジマスがスレてきて子どもたちには釣れなくなった。子どもの集中力は数時間も持たない。釣れなくなるとすぐに飽きてしまうようだ。 太公望には程遠い。まあ、子どもはこんなものだろう。 それでも、ケイタも幼稚園児のガクも自分ひとりでニジマスを釣り上げることが出来たのでいい体験だったと思う。 その後は公園の芝でサッカーをやったり、乗り放題の足こぎボートで半日ほど遊んだ。 高原の風が気持ちがいい。 ここは僕の好きなCWニコルさんのアファンの森のそばだ。ネットを見ていたら、BS朝日でここの特番があるではないか。 BS朝日アファンの森の物語 なんたる、シンクロニシティ(共時性原理)!、ちょっと違うかもしれないけど、 管理釣り場ではあまりにも消化不良の僕は、翌日早起きして、近くの川まで釣に出かけた。 せっかく長野県まで来ているのだ。車を1時間も走らせると本物の渓流魚にあえる機会を逃すわけには行かない。 暗いうちに家を一人抜け出して、早朝5時から2時間ほど釣りをして朝ご飯に間に合うように帰ってきた。 僕のような凄腕フライフィッシャーにかかると、こんな岩魚などは文字通り 『朝飯前』 なのである。 というのは全くのウソで、この岩魚は、時間切れ寸前に苦労の果て釣れた1匹なのだ。ボランティア精神溢れる渓流魚に「ありがとう」と感謝の気持ちを込めて写真におさめた。 一匹でも釣れるのとボウズでは、帰りの気持ちが天と地ほど違う。経験年数だけはベテランの釣師は、何度も何度もその口惜しさと切なさをかみ締めている。
by tonjies
| 2009-09-03 00:56
| デジカメ日記
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