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眠れない夜のために
(ガク)
眠れない夜のために


僕は子どもの頃から寝つきが悪かった。蒲団に入っても寝入るまで時間がかかり暗闇の中での退屈な時間がいつも嫌だったのを今でもよく憶えている。一緒に寝ていた兄があっという間に寝てしまうのが不思議でしょうがなかった。蒲団に入るとほんの1分ほどでもう寝息をかいている寝付きがいい兄とは正反対に僕はますます目がさえてきて、薄暗い常夜灯の明かりに照らし出された天井をにらんでいた。なかなか寝付けない時間は退屈そのもので蒲団の中で懐中電灯をともしてみたりしてひとりで遊んでいたものだ。

その血を受け継いでいるのか次男のガクの寝つきが悪い。
兄のケイタはあっという間に寝ているのだが、弟のガクはなかなか寝付けないようで蒲団の上で暴れている。あっちへゴロゴロ、こっちへゴロゴロ転がりまわっている。なかなか寝る位置や体勢が定まらないようで時々、まな板の上の魚のようにビチビチはねたりする。

「ゴォギ、ダゲユッ、ゲッ◎☆〇▲※%!」

そして彼お得意の宇宙語。

電気を消してさあ寝ようといっても、ガクは、自分が眠たくなるまでは一人で遊んでいるんだと決めているようでその固い決意はゆるがない。



「みんな、寝た振りをするんだ」

3人で黙って狸寝入りをしていても、ガクは一向に気にしない。

寝ている母親を乗り越えたり一通り自分の決めた就寝前の儀式を行なってからでないと眠くならないようだ。しばらくそうやっているとだんだんとその動きが鈍くなっていく。

もう寝たかなと思って、顔を覗き込むとしっかり目だけは開いていて、思い出したようにビチビチはねはじめるのだ。

そんな時ガクはいったい何を考えているのだろうと思う。その思いは寝付けなかった子どもの頃の僕が何を考えていたのだろうという気持ちに繋がっていく。


「魂の暗闇にあっては、いつでも時刻は午前三時なのだ」

僕の好きなF・スコット・フィッツジェラルドの言葉だ。後年この言葉を始めて知った時に僕は寝付けなかった子どもの頃を思い出した。
3歳にもならないガクが薄暗い常夜灯の明かりの中で自分の孤独を見据えているとは思えないが、老人だろうと3歳児だろうと人間は誰だって孤独な魂を抱えている。
その孤独と午前3時に向かい合うのは神経が研ぎ澄まされる時刻だけあって辛すぎる。

いつか大きくなったガクに「夜中に考え事をしてはいけない、考え事をするなら翌朝明るくなってから思い悩んでも遅くはないのだ」ということを教えてあげたいと思う。
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by tonjies | 2006-06-19 13:28 | 豚児2号 ガク
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