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自転車で田んぼに落ちる
先日ガクの通っている幼稚園の運動会があった。通っているといってもまだ週1回の体験クラスなのだか、お遊戯とかけっこに参加してきた。 普段この幼稚園には車で行くのだが、この日は運動会で駐車場が混雑しているだろうということでみんなで自転車に乗って出かけた。 ガクは母親のママチャリの後ろだが、ケイタは自分の自転車に乗っている。 「ケイタ、気をつけろよ」 並走しながらそう注意すると、 「オレは自転車のプロだから、だいじょうぶだ」 どういうプロだか知らないが、そう言ってスピードを出して走っている。実際、この自称『自転車のプロ』は自分のお子様自転車を自在に操ることが出来るのだ。14インチの癖に母親のママチャリよりも速く走っている。 僕の自転車でもギアを上げて少し真面目にこがないとついていけない。 午前中のガクのかけっこが終わっていったん家に帰り、午後にまたケイタの卒園生の出し物に参加する予定だった。 午後は眠そうなガクを祖母に預けてケイタと母親、僕の3人で出かけた。 幼稚園までの道のりに田んぼ沿いの広い歩道が続いているところがある。ケイタがふざけて僕たちを得意そうに追い越したり、振り向いたりよそ見をしているので、 「前を見て、気をつけろ」 と口に出かかった時に、ケイタが自転車ごと田んぼに落っこちていった。 歩道との境がなく1mほど段差になっている田んぼだったので、午前中に通った時も危ないなとは思ったのだが、まさかケイタが落ちるとは思わなかった。 落差が1mほどあると、体の方が前に放り出されて後から自転車がケイタの上に落ちていく。 僕も子どもの頃、自転車で田んぼに落ちた記憶がある。大人になってからも仕事帰りに酔っ払って自転車に乗っていて派手な転び方したことがある。前カゴにかけていた傘が前輪に突っ込んでひっくり返ったのだ。 走っている自転車の前輪が急に止まると、自分は前に放り出される、ということをその時初めて知った。「前に」転ぶという特異な転び方だ。とっさに頭をかばって受身をして転がると、上から自分の自転車が降ってきた。 暗い夜道でひとり、自分の乗っていた自転車の下に轢かれながら、一瞬何が起こったのかわからずに呆然としていたことを思い出した。 そんな派手な転び方をしたのに不思議とつけていたウォークマンだけは外れずにシャカシャカと音楽が流れていた。 ケイタの方は幸い、落ちたところが稲刈りのすんだ田んぼだったので軽い擦り傷くらいで済んだのだが、そのまま母親の後ろに乗って泣きながら家に帰る羽目になった。 自転車のプロも痛い時には泣いてしまうのだ。 猿もたまには木からおちるように、河童も川の流れの急なところでは流されたりもする。 自転車のプロが田んぼに落っこちても少しも不思議ではない。
by tonjies
| 2006-10-12 01:23
| 豚児1号 ケイタ
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