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新しいお友だち 
(ケイタ)
新しいお友だち  
伝えたい想い



「僕のなまえは、○○○ケイタ、4歳なんだ!」

このところ、ケイタは知らない人に出会うと必ず、こういった紋きり調の自己紹介をする。アニメの初回放送で主人公が自分のことを説明する自己紹介のをまねているようなのだ。
その白々しい言い回しが少しおかしい。

先日も犬の散歩で立ち寄る公園でケイタと同じ年の男の子と出合った。
おじいちゃんらしい人に連れられたその子も一人であそんでいたので、すぐにケイタと友達になった。

小さな子が二人で楽しそうにおしゃべりしているのは、傍から見ていて思わず顔がほころんでしまう。自分たちが知っている変身ヒーローものについて語り合ったり、補助輪のついた小さな自転車で競争したり、二人は夕方のひと時を本当に楽しそうに遊んでいた。

よほどその新しいお友達と遊んだのが楽しかったのか、ケイタは帰り道でもずっとその男の子のことをくり返ししゃべっていた。

「△△君は○○なんだぁー」
と嬉しそうにしゃべっていたケイタが、しばらくすると急におとなしくなった。
お友達と別れたのが寂しかったのか、
どうしたの?と聞くと、
「紙もないし…ペンもないし…」と言い出した。

手紙を書きたかったのか?と思っていると、ケイタがポツリと言った。

「また、いっしょに、あそぼう…って言いたかったんだ」

なるほど、と僕は思った。こんなに小さくても『相手に伝えたい想い』というものがあるのだろう。

「今度、△△君に会ったら、自分の言葉で、そう言ってごらん」

借り物ではない自分の言葉で相手に自分の気持ちを伝えること…大人でもそれはとても難しいことなのだと思いつつも、僕はケイタにはそういった




翌日の夕方、犬の散歩にケイタは、
「△△くん、いるかな、いるかな、ワクワクするなぁー」といってついてきた。
新しいそのお友達と遊ぶことをそんなに楽しみにしていたはずなのに、公園でそのお友達がおじいさんとキャッチボールをしたり、他の子と遊んでいるのを見ると、ケイタは急に元気をなくしてしまった。

遠巻きに眺めているだけで、近づいて話かけたり一緒に遊びに加わろうとはしない。その周りで一人でポツンとしているケイタを見ると何だか少し可哀想になった。

新しいお友達の仲間に加わりたいのだけれども、上手く自分を主張できない。そんなケイタの気持ちは少しわかるような気がした。

気恥ずかしさや、やるせない想いを胸に秘めて、そんな自分に腹を立てているのか、僕が声をかけると
「もう、お父さんとは遊ばない!、お父さんはあっちへ行って!」
ケイタはそう言って泣き出しそうな顔になった。

手を貸してやろうかな、とも思ったが、僕はしばらく黙って様子を見ていることにした。

大きな犬を連れているので、公園で遊んでいる他の子どもたちと仲良くなるのは簡単だ。子どもたちを集めて犬に触らせたり、オスワリやフセなどの初歩的な芸をさせ、おやつのドックフードを子どもの手から犬に食べさせたりするとたいがいの子どもたちは喜んでくれる。
ケイタをつれていないで散歩をしている時はたまにそうやって他の子どもと遊んだりしていた。

今回もそうしてやってもよかったのだが、僕はケイタの自主性にまかせようと思ったので、あえて手出しはしなかった。


しばらくすると、ケイタもやっとその子と遊び始めた。いったん一緒に遊び始めると、昨日と同じように二人で仲良くおしゃべりをしたり自転車で競争しはじめた。

ほっとしたけれども、今度はなかなか帰ろうとしない二人を向こうのおじいさんと何とかなだめるのがたいへんだった。
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by tonjies | 2004-06-05 14:23 | 豚児1号 ケイタ
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