トイレトレーニング
(パンツへの道 その4)
これって、紙のパンツ?
しつこくもまだ続いているこのトイレトレーニング・・・
いいかげんに終わりにして欲しいところだ。
でもおかげさまで(誰のおかげでもないが)オシッコの方はほぼ完璧に出来るようになった。
だから、普段は紙オムツではなくて普通のパンツをはかせている。
「オシッコ、出るぅー」と言うとパンツを脱いで自分でトイレにいく。ちゃんと一人で用を済ませてくるようになった。
後についていって覗いてみると、一人で便座の上によじ登ってしゃがみこんでいる。
でも、どういう理由なのか大の方はまだトイレで出来ない。オシッコの時のように便座の上にしゃがみこんでしてしまえばいいものを・・・未だにトイレではしてくれない。
前回のシール作戦も効果が無かった。
ただ、少し進歩したのは普通のパンツの中ではしてはいけない、と少しは分ってきたみたいで、
便意を感じると渓太は、
「これって、紙のパンツ?(パンツ状の紙おむつ?)」
と聞いてくる。自分ではいているのが、紙おむつなのかパンツなのかよく分らないらしい。
「布のパンツだよ」というと慌てて紙のパンツにはきかえようとしている。
紙のパンツをはくと安心したように、ゆっくりと机にしたにはいりこんでウンチをするのだ。最近ではこのウンチをする時お気に入りのおもちゃや絵本まで机の下に持っていこうとしている。
慌てて絵本をとりに行く様子は、新聞を持ってトイレに入っていく「おっさん」のようだ。
そこまで分っていて・・・とまわりの大人たちはみんな思っているのだが、まあ、紙おむつにはきかえてパンツの中にしないだけましかぁー。と思うようにしている。
あんまり進歩がないなぁ。
この回つづく・・・(続きたくないけど・・・)