トイレトレーニング
パンツへの道その2
見ないでください!
最近オシッコは、ほぼトイレでできるようになった渓太だが、肝心の大の方(ンコ)は未だに教えようとしない。(悲しいかな、前回の「パンツへの道」から一向に進歩していないのだ。)
面白いことに、ウンチのとき渓太は机の下などに隠れてするようになった。
「渓太ぁー、ウンチしたの?」
とたずねても、机の下やテーブルの下に隠れてしまってなかなか出てこない。
その臭いで、バレバレにもかかわらず、
「ウンチしてるんだろ?」
と言っても、
「していない!」と言い張っている。
なぜ自分で臭くないのだろうか
オシッコの時ですら、自分のオシッコのにおいを「くっさーい…」と言って鼻をつまんでいるのに…。
なぜだか渓太にしかわからない理由で、ウンチのほうは臭くないのかもしれない。
さらに、ウンチのために机の下に隠れた渓太は、
「見ないで下さい!みないでー!」
などと言うのだ。
ウンチをしている姿を人に見られたくないらしい。チビながらも、人に見られない場所で落ち着いてひとりでウンチをしたいのかもしれない。
だから、部屋の中で隠れる場所として机やテーブルの下に引きこもっているのだろう。
そうかぁー、人に見られないで、落ち着いてられる狭い場所で…ウンチをしたいのかぁ…
家の中で、狭くて落ち着いて、人に見られない…ンコをするのに適した場所というと……
トイレでしろー!