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カテゴリ:遠い思い出( 3 )

パンを買ってきた

パンを買ってきた


僕が幼稚園に入る前のことだと思う。長野の祖父母の所に遊びに行っていたときのことだ。
たぶん僕がいたずらをしたのだろう。まだ元気だった祖父にひどく怒られた。
「そんなに言うことを聞かない子はご飯抜きだ!」というようなことを言われたらしい。

すると、まだ幼稚園にも行っていなかった僕は、そのまま一人で外に出て行って近所の雑貨屋からパンを買ってきたという。
部屋の隅でそのパンを黙って食べている孫〈僕のことですが)を祖父母は呆れ顔で見ていた。

チビの癖に、なんて強情な頑固者なのだろう。

この話はその後、このおばあちゃんとおじいちゃんから、何回も聞かされた。

僕はその時、「おじいちゃんが食事は抜きだといったから・・・」と泣きもしないで言い訳をしたという。

うーん、さもありなん。このことは幼いながらもかすかに覚えている。
子どもの頃、自分は悪くないと思い込むと、誰に叱られようとも「世界中とでも戦ってやる」と思っていた。

今思い出しても、なんてかわいくないガキなのだろう、と思う。

家族の中で僕が一番年下で育ったからなのか、屁理屈と意地っ張りと負けん気だけは誰にも負けない、といつも思っていた。肩に力を入れすぎて、空回りがする事の方が多かったけれども、僕はそれでよかったと思っている。

もう一度、あの頃からやり直してごらん、といわれても、たぶん同じようにしか生きられないだろう。それならめんどくさいから、やり直すのは勘弁してもらいたい、などと考えてしまう。

自己主張をし始めた、息子が同じような意地の張り方をたまにする。
時々、幼い頃の僕のような「頑固さ」「かたくなさ」を垣間見せる。


そんな姿に出会うと、
「ああ、これは…」と思ったまま、愚かな父親は何もいえなくなってしまうのだ。
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by tonjies | 2005-11-23 09:50 | 遠い思い出
電車の中で
電車の中で


僕は、子どもは電車やバスの中では立っているもんだ、というように親から躾けられた。
老人や身体の不自由な人、あるいは妊娠してる人、赤ん坊を抱いたお母さん…等はともかく、元気の盛りの子どもが公共の乗り物の中で座る必要なんかない。
成長期の子どもなら、三半規管の発達や平衡感覚が養われるし、子どもは立たせておいたほうがいい。

「すわりたいよぉおー」と駄々をこねている子供を見かけるたびに、
「誰が代わってやるものか!、このクソがきがぁー」と思う。
そんなガキの親に限って、「そうねぇー」などとこれ見よがしににらみつけてくるバカ母が傍らにいたりするが…そんなもの無視して寝たふりをするだけだ。


僕がまだ3.4歳の頃だから、兄はまだ小学生になったばかりの頃のことだ。僕は少しも覚えていないのだけれど、後に母親から何回も聞かされた話がある。

僕と兄を連れて電車に乗ったとき、その車両の中でひとつだけ座席が空いていた。
めざとくそれを見つけた小学一年生の兄が、走っていってその座席にちょこんと座ってしまった。
その時、僕がその車両じゅうに聞こえるような、大きな声で、

「だめだーだめだぁー、おかあさんが、すわるんだぞぉおー」

と叫んだという。

電車やバスの座席は大人の人が座るものだと、3.4歳の僕は思い込んでいたようだ。
兄に代わってその座席に座った母親に車内の視線が集まった。その目は感心したような、悪い意味じゃない笑いを含んだものだった。
親思いの幼い子供の母親として、ちょっと胸をはりたいような気がした、と母がよく言っていた。

残念だけど、僕にはこの記憶がまったくない。だけど、兄はかすかに覚えているらしく、今でもたまに、
「よくも公衆の面前で恥をかかせてくれたな!」と冗談で言う。
数十年前には親孝行を絵にかいたような子供だった僕も、その後の度重なる親不孝の数々で、プラスマイナスはゼロになってしまったようだ。

それにしても、はるか昔の話だ。時代は変わってしまったけれど、それでもどこかに、いまでも、

「だめだーだめだぁー、おかあさんがすわるんだぞぉおー」

といっている子どもがいるような気がする
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by tonjies | 2005-11-21 18:52 | 遠い思い出
幼い兄弟
幼い兄弟


先日、宮崎アニメのトトロを見ていてふと気がついた。
このメイちゃんたちのお母さんが入院しているのは人里はなれた療養所だ。時代背景を考えると、このお母さんは、たぶん結核で入院しているのだろう。

あの時のわが家も似たような状況だったのかもしれない。

それは僕が生まれてまもなくのことだ。母親が結核で入院した。

以下の話は赤ん坊の僕は全然覚えていない。後になって周囲から聞いた話なのだが、当時大阪に住んでいた僕たち家族は、母が入院することになってバラバラになってしまった。
3歳違いの兄とまだ赤ん坊の僕は、長野にいる母方の祖父母の家に引き取られることになった。
本当は兄は父方の実家に僕が母方にそれぞれ引き取られるはずだったのだが、母方のおばあちゃんが「幼い兄弟が離れてしまうのは可哀想だ」といって、ふたりとも預かってくれたのだ。

どのくらいそこに預けられていたのだろう。後に母が僕のオシメは代えたことがないといっていたので、だぶん2年ぐらいかもしれない。

そのおじいちゃんとおばあちゃんにはずいぶん可愛がってもらった。

その家にいたときのことだ。
赤ん坊だった僕はなんにもわかっていなかったけれど、両親と離れ、よその家に引き取られて兄はさびしかったのだろう。

寝ている赤ん坊の僕に向かって、3歳の兄が大阪弁で話しかけていた。

「けんじィー、ここはな、よそのおうちやで…、けんじのおうちは、おおさかやでぇ」

隣の部屋でそれを聞いていた祖父母は、幼い兄弟がかわいそうで涙を流した。


退院した母親が僕たちを迎えにきた頃には、僕はすっかりおばあちゃん子になってしまっていて、連れて行くのが大変だったらしい。

もう亡くなって久しいけど、祖母はこの話をするたびに涙ぐんでいた。
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by tonjies | 2005-11-18 14:45 | 遠い思い出