豚児1号ケイタ          (12歳 1999年11月生)    豚児2号ガク           (8歳 2003年10月生)    ころすけポー (このBlogを書いている豚児たちの父親)   
by tonjies
カテゴリ
全体
豚児1号 ケイタ
豚児2号 ガク
パンツへの道
デジカメ日記
犬のコロと
猫のポーと
バカ親
思うこと
遠い思い出
子どもの本を読む
以前の記事
2012年 09月
2012年 04月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 02月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
2004年 10月
2004年 09月
2004年 08月
2004年 07月
2004年 06月
2004年 05月
2004年 04月
2004年 03月
2004年 02月
2004年 01月
2003年 12月
2003年 11月
2003年 10月
2003年 09月
2003年 08月
2003年 07月
2003年 06月
2003年 05月
2003年 04月
2003年 03月
2003年 02月
2003年 01月
2002年 12月
2002年 11月
2002年 10月
2002年 09月
2002年 08月
2002年 07月
2002年 06月
2002年 05月
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
生徒の学ぶ意欲を高揚させ..
from 名言ブログ
12/19蜿キ
from 日刊エキブロ新聞
鉛筆
from 日用品etcの基礎用語・・・..
■ムシキングジェットって..
from オフレコの記録
ころすけポーの他のBlog
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
<   2005年 04月 ( 11 )   > この月の画像一覧

今そこにある凶器
(ガク)
今そこにある凶器


ガクは台所から色々なものを持ってきて遊んでいる。
勝手に流し台の扉や引き出しを開けて、中にあるものを取り出してくるのだ。最初のうちは鍋のふたやオタマのような軽いものだったが、最近ではガクも少しずつ力がついてきたらしく、かなり重いものまで持ち上げるようになった。

「危ないからダメだよ」と言ってもガクはきかない。逆に、いけないと言われているものほどの興味が沸くようだ。

だから、ガクの手の届くところには危ないものは絶対に置かないようにしている。


先日僕が寝転がってTVを観ていた時のことだ。
ガクがまわりをうろちょろしていたけれど一人で遊んでいるようなので放っておいた。

背後でガクが台所から何かを持ってきたような気配がしていた。
何だか分からなかったけれど、いつものように鍋のふたでも持ってきて遊んでいるのだろうと思っていた。
急にガクがそれを僕の頭の上に放り投げるのを感じて、僕は反射的に頭をかばって起き上がった。

ガァッシャ…鈍い大きな音にふりかえると、僕の寝ていたところに、ホットサンドを作るときに使うクッカーが転がっていた。

間一髪で当たらなかったからよかったけれど、このホットサンドクッカ―はかなり重くて硬い。

冗談じゃない。こんなもので殴られたらたまったものではない。

「おいおい、かんべんしてくれよ。ガクぅー。こんなのが当たったらそうとう痛いんだからねェーッ!」

「でも、ボクは、ちっとも痛くないでちゅ…」

とはガクは言わなかったけれど、その目が何にも分かっていないらしくニコニコと笑っていた。

昔のプロレスの悪役レスラーでさえもこんな硬いものは凶器にしていない、と思う。

ガクの方は「これが当たったらどうなるのか」ということを少しも考えてくれないので、こちらが気をつけなければならないのだ。

それにしても、ホットサンドクっカーが凶器になるとは…考えてもみなかった。
普通、寝ている人の頭に放り投げる奴はいないけれど、こんな危険性もあるわけだから、製造メーカーは取扱説明書にちゃんと明示しておくべきだ。

『※注意 寝ている人の頭に放り投げてはいけません。』


でも、取扱説明書にそんなことが書いてあったとしても、ガクはまだ字が読めないのだ……意味がない……
[PR]

by tonjies | 2005-04-29 12:12 | 豚児2号 ガク
おとうさーん、バレてないよぉー 
ケイタにカメラの写し方を教えてやると、いきなり100枚ぐらい撮ってきてメモリーをいっぱいにしてしまった。その中にはなかなか面白い写真も何枚か写っている。
この子の才能のなせる業か、はたまたカメラの性能がいいのか…たぶん後者なんだろう。


初めてデジカメで写真を撮ってきたケイタは大きな声で叫んだ。

「おとうさーん、バレてないよぉー!」

「???・・・」

「ほら、みてごらん、バレてないからー」

「それを言うなら、ブレてない、だろっ」


バレてない…だったら、なんだかヤバイ盗撮写真みたいじゃないかー


d0046853_14293319.jpg


d0046853_14283318.jpg




幼稚園児が初めて撮影しても、こんな写真が撮れてしまうのが不思議だ。


(豚児1号撮影のデジカメ写真はこちら
[PR]

by tonjies | 2005-04-27 14:27 | デジカメ日記
ママが警察につかまったー?
(ケイタ)
ママが警察につかまったー?


カミサンが近所の小児科にガクの薬を貰いに行った時のことだ。

車で5分ぐらいのところにある小児科の病院に、前日から鼻かぜをこじらせていたガクの風邪薬をもらいにいこうとしたらしい。

ケイタとガクを乗せて車で出かけると、家からほんの少し離れた狭い路地で近所の交番の警察官が二人立ってた。交通違反の取締りをしている様子だ。

ケイタとガクはそれぞれジュニアシートとチャイルドシートに座っていたのだが、ほんの近所ということもあってカミサンだけシートベルトをしていなかった。

シートベルト着用義務違反(減点1罰金は無し)でカミサンはキップを切られてしまった。


いきなりお巡りさんに車を停められてケイタはビックリしてしまったのだろう。


「ママァ~、どうなっちゃうの……ママは、ケイサツにつかまっちゃうの…?」

「ママ…だいじょうぶ……ママ…」


母親が逮捕されて警察に連れて行かれると思ったのか、ずっと車のなかで小さくなっていたという。


「はいー、大丈夫だよー」 そんな中で警察官はあくまで事務的にのんびりとキップを切っている。そのうちにガクまで泣き出してしまった。

「はいー、ごめんねー、すぐに終わるからねー」

のんびりとした警官の態度にケイタもたいしたことないんだと分かってきたようで、少し安心したのか、

「お巡りさんの制服は、カッコいいなぁー…オレもお巡りさんになるんだー」

お巡りさんとデカレンジャーを混同して、そんなことまで言い出した。



 
  
  
「こんな狭い道でー」と後でカミサンが怒っていたけれど、こんな狭い道だからこそ、点数稼ぎの違反取締りをやっていたのだろう。パトカーも出ていないし、病院の帰りにはもういなかったというから、ほんの気まぐれな違反取締りらしい。

僕たちはガクやケイタを車に乗せる時には必ずジュニアシートとチャイルドシートに乗せるようにしている。この時も子どもたちはそれぞれのシートに座っていたのだが、ほんの近くだという油断か、運転していたカミサンだけがシートベルトをしていなかった。

この4月に免許証書換えで5年免許証を交付されたばかりなのに、と口惜しがっていたけれど、ベルトをしていなかったカミサンが悪い。(僕もケイタにはさせても自分ではしないことが多くのでヒトのことは言えないのだけど…)
これを機会にシートベルトを注意してするようになるだろう。もし万が一事故に巻き込まれるようなことがあったとしても、そのシートベルトのおかげで軽傷ですむかもしれない。そう考えると、これはこれでよかったのだ。


ケイタはお巡りさんに捕まったことが衝撃だったのか、ガクの病院についても看護婦さんに、

「ママが捕まったー、ママがケイサツにつかまったぁー」

とうれしそうに言っていた。

カミサンもあえて説明もせずに、「また分けのわからないバカなことを言ってる」という態度で平静を装っていたという。


それでも、ケイタは

「ママがケイサツにつかまったぁー、ママがケイサツにつかまったぁー」

と一人ではしゃいでいた。
[PR]

by tonjies | 2005-04-22 14:35 | 豚児1号 ケイタ
うんちが出ない
(ガク)
うんちが出ない


立ったまま片ひざを少し折り曲げてガクが固まっている。ガクはこの体勢でいつもうんちをする。

何故だか分からないけど、うんちを踏んばる時、ガクは必ずといっていいくらい、この右足に全体重をかけた『ミケランジェロのダビデ像』のような姿勢をとっている。このほうが自分でやりやすいようなのだ。

ガクがこの体勢になって動かなくなったら、ウンチがしたいのだな、とすぐにわかるようになったけれど、ただ、ガクはひどい便秘がちで、この姿勢になってもすんなりと簡単には排便できないことが多い。
毎回、出ないうんちにイラだって泣き出している。

医者に貰ってきた薬を飲ませても、なかなか効かないみたいだ。浣腸をすれば何とか出るのだが、それはあまりしないようにしている。

おなかが痛くても排便できないガクはとても、苦しそうだ


すこしでも、催してくると母親はお尻をマッサージしたり、出てくる硬いうんちを肛門の周りで押しつぶして少しでも痛くないようにしてあげたりと大変な騒ぎなのだ。

ケイタも、ティッシュやオシリ拭き、ビニール袋を持ってきてくれたり、お手伝いをしてくれる。だか、ケイタにはまだ状況の切迫感が伝わっていないようだ。


そうやって難産でも排泄できると、ガクの機嫌はすぐに直ってニコニコして遊びだす。やっぱり出ないときはおなかが張ってつらく苦しいのだろう。

兄のケイタの時には便秘になったことなど一度もなかったので、気にもしなかったが、調べてみると、こういう便秘がちな子供は結構たくさんいるようだ。



ガクがいつものポーズをとると、ケイタか解説していた。

「これはガクのウンチング・ポーズである……こうしているとガクはうんちを踏ん張れるのだ…」

(これは昨年度まで放映していたデカレンジャーの中のセリフのパロディらしい)




d0046853_14594793.jpg



ケランジェロのダビデ像…実はウンチを踏ん張っている…




d0046853_151214.jpg



ヘスメス像・・・これもウンチング・ポーズらしい…
[PR]

by tonjies | 2005-04-21 14:59 | 豚児2号 ガク
集中力? 呼んでも返事をしない
(ケイタ)
集中力?
呼んでも返事をしない



TVを夢中になってみている時に、呼んでもケイタは返事をしない。

「ケイタぁー、ケイタッ」

大きな声で呼んでも聞こえないかのように無視している。TVだけでなくて、絵を描いたり工作をしたりしている時もそうだ。何かに夢中になっている時はまわりの雑音が一切聞こえないらしい。

リモコンでTVを消すとやっとケイタは気がついたらしく振り返った。

「返事もしない」 とカミサンに非難されているけれど、実は僕も子どもの頃母親からずっとそう言われ続けていた。

「この子は呼ばれても、返事もしない」 とよく母親に怒られていたから、僕にはケイタの気持ちがよく分かる。


返事をしないと言われても、呼ばれていることにすら気がつかないのだから返事をしたくても出来ないのだ。
何かに夢中になってしまうとまわりの声や雑音が一切聞こえなくなってしまうのは今でも時々あって、電車の中で読んでいる本に集中してしまうと、よく降りる駅を乗り過ごす。

僕は、これを『集中力』があるからだ、と子どもの頃から自分に言い聞かせてきた。このことは密かに誇らしく感じていて、『注意力は足りない』 とは少しも思わないようにしている。

呼ばれても返事をしないケイタが、子どもの頃の僕と同じ理由で叱られているのを見ていると、なんだかすぐったいような気持ちがしておかしい。

決して『注意力がない』から返事をしないのではなくて、集中しているのだなと思わせるケイタの後姿は、子どもながらに立派なものだ。

でも、何回も呼んでいるのに全く無視されると、事情はわかっている僕でもその尊大な態度に少しむかつく気持ちはいなめない。
僕の親もこんな気持ちだったのか、腹立たしいくらいに集中しているケイタの後姿を見ながらそう思った。
[PR]

by tonjies | 2005-04-15 15:54 | 豚児1号 ケイタ
母親の呼び方 カアチャンと呼ばないで
(ケイタ)
母親の呼び方 
カアチャンと呼ばないで


ケイタは僕たち両親を呼ぶのにいろんな呼称を使う。

泣いている時には『お父さん』『ママ』というので、それがノーマルの呼称のようだが、遊んでいるときなどふざけて『とうちゃん、かあちゃん』と言ったりする。

僕は『とうちゃん』といわれるのは何だかうれしい。

僕自身は子どもの頃『お父さん、お母さん』を使っていたけれど、おとうさんよりも、『とうちゃん』のほうが父親の呼び方として何だか暖かい感じがして好きだ。

特に小さい子がそう呼んでいるのは、親子の関係がわかるようでいい感じだ。

それに比べ、『かあちゃん』という呼称でまずイメージが湧くのはドラえもんに出ているジャイアンの母親だ。

ケイタの母親はここで悪口をさんざん書いて来たけれど、客観的に観るとジャイアンの母親とはイメージがだいぶかけ離れている。
ルックスも結婚した頃とあまり変わらないし、背が高くけっこうスタイルもいい。悔しいことに夫よりも若干身長は低いくせに足は彼女の方が長かったりするのだ。
ジャイアンの母親というよりか、しずかちゃんのママを若くしたような感じで、少なくとも『かあちゃん』のイメージではない。

そんな母親に向かって、公園やスーパーの買い物をしている時にも、ケイタは大声で、「かあちゃーん」 と呼ぶらしい。
そとでケイタに「かあちゃーん」と言われるのは恥ずかしいと言うカミサンに、

「そのギャップがいいんだ」 と僕は説明している。


それだけではなく、これはカミサンから聞いただけで、僕は立ち会ったことがないのだけど、ケイタが母親に向かって、

「おいッ」 と呼びかけることがたまにあるという。

よく夫が妻に「おいッ、お茶ッ!」というように、「おい、ジュース!」といったらしい。

その話を聞いて笑ってしまった。幼稚園児のくせに、「おいッ」はないだろう。

「今度、『おいッ』っていったら絶対に返事をしてやらないんだ」 と怒っているカミサンをなだめて、ケイタに言って聞かせた。

「ケイタぁー、お父さんでさえ、お母さんのことを『おい』なんて呼んだことは一度もないぞ。お母さんに『おいッ』なんて言っちゃだめだからなー」


僕にも覚えがあるのだけど、子どもは自分の頭の回転に言葉ついていかないことがよくある。頭の中ではいろんなことを考えたり思ったりしていても、語彙が少ないからうまく言葉にできないのだ。ケイタは頭の回転が早すぎるところがあるから、いろんなことを考えているうちに、つい、口に出てしまったのだろう。

それにしても、「おいッ」はよかったな、今度ギャグに使わせてもらおう。


(追記)

聡明な読者の方はすでにお気づきだと思いますが、今回の文章の中で不自然な『ヨイショ』が感じられる部分があります。

これは、決して、当局(妻)の検閲による迫害を、筆者が恐れるあまり、筆を曲げざるを得なかった…

…というわけではなく…

…あっ、痛ッ…何をするんだ…
[PR]

by tonjies | 2005-04-11 15:56 | 豚児1号 ケイタ
新しい先生 
(ケイタ)
新しい先生
変わり身の早い幼稚園児


幼稚園の新学期が始まった。先日始業式があって、年長組になったケイタの担任の先生も新しくなった。

昨年までの先生のことが、ケイタは大好きで、

「年長になってもヒロコせんせいがいいなぁー」

とずっと言っていた。ヒロコ先生はこれまでの担任の先生だ。
ケイタの幼稚園は4組まであってそのクラス分けは3学期の終業式の日に決まっていたのだが、各クラスの担任の先生はまだ発表されていなかった。

春休みの間、今の先生がそのまま進級するらしいと父兄の間では噂されていた。ケイタもそう思っていたようで、ヒロコせんせいがいいといっていたのだ。

始業式で各クラスの新しい担任が発表されると、ヒロコ先生は違うクラスの担任になっていた。
それが分かるとケイタはこれまでの態度をころっと変えて、ヒロコ先生から、

「ケイタくーん」 と言われても、

「ヒロコ先生は別の組の先生だからなぁー」 とそっけない態度を示したという。これまであんなになついていて、甘えていたのに、手のひらを返したようなよそよそしい感じだった。

自分のクラスの先生というのは特別な思いがあるのだろうか。自分だけのせんせいと感じているからこそ、大好きで、よそのクラスになってしまったらもうそれまで…と感じるのかもしれない。


その日の夜、カミサンからその話を聞いていた僕は、翌日の朝ケイタに尋ねた。

「新しい先生はどうだぁ?」

「ケイタはねぇー、最初から○○せんせい(新しい担任)ならいいなぁーと思っていたんだよ」

幼稚園児は変わり身が早い…まあ、いろんなタイプの先生と接することは小さい子どもには大事なことだと思うけれど。
[PR]

by tonjies | 2005-04-10 15:57 | 豚児1号 ケイタ
おとうさん登り
(ガク)
高いところが好き



家族の中で一番小さなガクは、誰に対しても見上げる形になる。

ということは前回書いた。実際にガクは、抱っこやおんぶされる以外は、いつも床に一番近いところから、まわりを観ている。

部屋の中でも、誰かに頼らないと上のほうにあるものには触れない。
そんな上のほうに限ってガクが触りたいものがいっぱいあるのだ。電話や電気のスイッチ、冷蔵庫のドアやパソコンのマウス…

ガクが触りたくてたまらないものはみんなガクの手の届かないところにある。
そのことが不満なのだろう。

パソコンをいじっている僕の膝の間から、顔をのぞかせて「アッ、アッアー」と抗議していた。『僕にも触らせてほしい』と催促しているのだ。


いつもみんなを見上げていいるので、たまに視点や立場が変わるとうれしいらしい。

僕がTVの前で寝転がっていると、必ずガクがやってきて僕のお腹や背中によじ登ってくる。
僕たちが『おとうさん登り』と呼んでいるガクの遊びだ。

「うっしょッ、うっしょッ」

という掛け声をかけながら、寝ている僕の上に登ろうとして踏ん張っている。

「うっしょッ、うっしょッ」(本人はヨイショ、ヨイショと言っているつもりらしい。)

僕のお腹の上まで這い上がってくると、勝ち誇ったようにまたがってにっこり笑う。
僕の顔を上から見下すことが楽しいらしい。これがPRIDEや他の総合格闘技だったら、上からのパンチが飛んできてあっという間にKO負けになるところだ。
僕はこのあまりにも不利な体勢からも、何とか機敏な防御でガクの頭突きや引っかき攻撃をかわしている。


『おとうさん登り』ぐらいなら危なくないのだが、ガクは少しでも高いところに上りたがるので危なくてしょうがない。

いつの間にかイスの上にも這い上がれるようになってしまった。テーブルの下にしまっているイスを引きずり出して登るのが好きなのだ。
放っておくといつの間にか、「うっしょッ、よっしょッ」という掛け声が聞こえてきて、ガクが重いイスを引きずり出している。
イスの上はまだまだ危なっかしくてとても見ていられない。もう少し大きくなれば分別もつくのだろうが、今のところは危ないということすら理解できていないようで、後先を考えずにただ上に登ったことを喜んでいるのだ。

いろんな物に興味が出てきて、自分で歩いたり階段を上ったりすること自体が楽しいのだろう。今が一番危ない時期なのかもしれない

ガクを部屋に一人にしておくことは危険だ。
僕たちは、ちょっと別の部屋に用があるときすらガクを一人にしないようにしている。

先日、ケイタとガクの3人でTVを見ていたときのことだ。ちょっと目を離した隙にガクがダイニングテーブルの上に乗っていた。イスによじ登ってさらにテーブルの上に這い上がったのだろう。

この時は、兄のケイタがいち早く気がついて教えてくれた。寝転がっていた僕は振り返ってみてもそこにガクがいないので、一瞬ひやりとした。てっきりいつものようにテーブルの下で遊んでいるとばかり思っていたのだ。
それがいつの間にか登ったのか、テーブルの上で腹ばいになって遊んでいた。
焦って抱き上げたけれど、ガクは平気でニコニコしている。
自分だけの力で登りきった満足感からか、ガクは本当にうれしそうにしていた。

低いちゃぶ台ならともかく、ダイニングテーブルの高さを考えると、ガクはその危険性を少しも分かっていない。

その高さから落っこちたら…

兄のケイタは僕の焦った気持ちをわかってくれて、僕たちは顔を見合わせて胸をなでおろした。
[PR]

by tonjies | 2005-04-06 15:58 | 豚児2号 ガク
見上げる眼差し
(ガク)
見上げる眼差し



「ままぁー、ままぁー…」

パソコンの置いてあるテーブルの下から可愛らしい声がする。
この4月で一歳半になるガクだ。
狭いところが好きで、このテーブルの下は自分の秘密基地だと思っているらしい。いつもガクはお気に入りのオモチャを両手いっぱいに抱えてここに入りこんでいる。

「ままぁー、ままぁー…」
かわいく甘えた声でそう呼びかけながら僕の顔を下から見上げる。

「なぁーに?、ガクー」 僕は父親なんだけど…と思う。

ガクは誰に対しても「ままぁー、ままぁー…」と呼びかけているのだ。


僕はガクのこの上を見上げる顔が好きだ。

うれしそうに瞳を輝かせて、何か楽しいことを期待しているガクの顔……
僕たちと顔と顔を見合すだけで彼にとってはとても楽しいことらしく、すぐに満面の笑顔になった。

家族の中で一番小さなガクは、誰に対しても見上げる形になる。兄の顔も両親の顔もいつも下から見ているのだ。

ガクの目にはどんなふうにこの家や世の中が映っているのだろう。と僕はときどき思う。家族の中で一番遅れてやってきた、この新米のチビ介に、僕たちの家族はどう映っているのだろう。



d0046853_1644512.jpg

[PR]

by tonjies | 2005-04-05 16:02 | 豚児2号 ガク
ひざ蹴り一発 
(ケイタ)
ひざ蹴り一発  お風呂場で倒れる父親



その悲劇は突然にやってきた。

休日の夕方、ケイタといっしょにお風呂に入っていた時のことだ。
いつものように身体を洗っていたら、くすぐったかったのか、ケイタが激しく身体をよじった拍子に、彼のひざが僕の股間を直撃してしまった。

カウンター、一発。

一撃必殺のひざ蹴りが運悪くもアソコに…

「ウッ…」 

激しい痛みが下腹部を襲う。思わず息が止まるほどの衝撃だった。
身動きができない。

「ウゥ……ウゥゥ…」

うなりながら僕はその場にうずくまってしまった。
それまで一緒にふざけっこをしていた父親の急変に、最初は冗談だと思って笑っていたケイタも、ただならない様子に驚いてしまったようだ。

「おとうさん、大丈夫?」

大丈夫なんだけど、大丈夫じゃない。

「おとうさん…死なないで…」

小さな声で、「大丈夫だよ」 というものの、僕はしばらく動くことができなかった。
そのうちにケイタの声がだんだん切羽詰ったものになってきた。

「大丈夫だよ、大丈夫、ケイタ…うぅ…」

これほどの痛みは久しぶりだ。僕の頭の中では冷静にそう感じていたのだけど、ケイタの方は信用してないのか、心配のあまり母親を大きな声で呼びだした。

「ママぁー、ママぁー、お父さんがぁー…」

ケイタの声に母親が慌ててやってきた。

「どうしたのッ?」
顔色を変えてそう尋ねるカミサンに、照れくさかったけれど、事情を説明した。

ケイタにキンタマを蹴られたと聞くと、カミサンはそれまでの心配顔を一変させて、笑いながら「なーんだぁ」そんなことか、というように戻っていってしまった。

なんて冷たい態度なんだ。

えてして女の人は男の『この痛み』に対して冷ややかだ。自分では体験したこともないくせに…(キンタマを所持しない女の人たちは体験したくても体験できない痛みなのだ。)

悔しかったらこの痛みを体験してみろッ!と僕は声を大にして言いたい。
(無理だけど…)

そんな冷たい母親とは違って、事情をまだわかっていないケイタは僕の側で泣きそうな顔になっていた。

「おとうさん、死なないで…」
というケイタに、「こんなことでは死なない…」 と答えながらも、これで死んだら笑われるよなぁーと僕は考えていた。

しばらくして痛みが消えてからケイタには詳しく説明してやった。

股間をぶつけるとものすごく痛くて、そんな時にはどうすればいいのかを教えてあげた。でもケイタにはぴんとこないようだった。

ケイタはまだこの痛みを知らないのだ。

男の子だから、野球やスポーツをやっているうちにこの先、何回も何回もこれを痛感するのだろう。そのときにケイタは今日のことを思い出すにちがいない。

しょせん女の人にはわからない世界なので、この事に関しては母親よりも父親でなくては駄目だ。

男どうし…ちょっと大げさな言葉を思い浮かべて、自分の息子に改めて親近感が沸いてきた。
[PR]

by tonjies | 2005-04-02 23:13 | 豚児1号 ケイタ