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一年生になったら
(ケイタ)
一年生になったら



今春ケイタも小学一年生になる。
子供の成長は早いものだ。ついこの前オムツが外れたと思っていたのだがそんなのがもう小学生になるかと思うと、親としては感慨深いものがあるが、少し不安な気持ちの方が強い。

我が家でも新一年生のためにランドセルや学習机などの学用品を少しずつそろえはじめている。
まだ先のことだけど、机やランドセルだけでなく幼稚園の制服ではなくなる新一年生のために通学用の服も少しずつ買い揃えている。

でも、ランドセルや服はともかく学習机など今のケイタには不要だ。たぶん机の上で自分から勉強するのは小学校高学年や中学生になってからの話で、いまからあてがっても本当の意味でそれを使うことはないのだろう。
たぶん今ケイタが行なっているように居間のテーブルで宿題をしたり勉強することになるのだろうけれど、とりあえず一年生には自分の机が与えられるらしい。

量販店の家具屋に見に行ったのだが、この学習机というのが笑っちゃうくらいぜいたくなのだ。なんで小学生が数万もする机が必要なんだという気がする。僕は一昔も二昔も前の(たぶんもっと前の)秘密基地のようなコテコテの学習机を想像していたのだが、今の学習机はシックな木製のものが主流のようだ。落ち着いた雰囲気の引出しがいくつもついていたり、サイドの引出しが分離したりケイタでなく僕が欲しいくらいだ。中学生や高校生ならともかく小学生にこんなぜいたくなものはいらない。小学生はせいぜいミカン箱に板を載せたくらいの机で充分だと思う。勉強するためだけならそのほうがかえって集中できていい。

そんな分不相応な机を買ってもらったにもかかわらず、ケイタがそのありがたみに全然気がついていないもの腹立たしい。彼は机そのものよりも机に敷くマットの絵柄がムシキングだったことのほうが感激してしまっているのだ。


でも、今は必要なくても彼がもう少し成長したら使うだろうことを考えてここは目をつぶることにした。
注文はしたもののまだ届いてない机を部屋のどこに置くか、部屋の模様替えをいろいろ考えているカミサンは楽しそうだ。


このワクワク感は前にも一度経験したことがある。ケイタが産まれる前ベビーベッドを買ってどこに置くか検討していた頃、産まれてくる赤ん坊の服をそろえたり、あの時は親になることの不安感と期待でいっぱいだった。そんなワクワクした気持ちがよみがえってきて、一年生になるということはそれに匹敵するくらいのイベントなのかもしれないなと思った。

子どもと一体になって入学を楽しめるのはたぶん小学生になる時が最後だろう。この先6年間の小学校生活で自我が目覚めてくるだろうし、親としての付き合い方もだんだん変っていく。

入学を前にして、ケイタの背が急にのびた…ような気がするのは気のせいか、足もなんだか長くなったようだし…。

ともかく、待ち遠しい桜咲く春である。
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by tonjies | 2006-01-31 21:05 | 豚児1号 ケイタ
インフルエンザ来襲
インフルエンザ来襲



ケイタの乗っている幼稚園バスでインフルエンザが流行っているという話を聞いたのは先週初めのことだ。たぶん幼稚園でもらてきたのだろう、週末の雪が降った日にケイタが熱を出した。
続いてガクが発熱し、看病していたカミサンもダウンしてしまった。

噂のタミフルを医者からもらってきて飲んでいる辛そうな3人に

「お父さんは普段から鍛えているからな(インフルエンザなどには罹らない)」

と言っていたのだが、やっと3人がよくなってきたと思ったら、最後に僕が感染してしまった。

どうも熱っぽいなと思いながらも、仕事から帰って風呂に入ったのがいけなかったようだ。熱いお湯に肩まで入っていても少しも温まらない。風呂から上がって身体を拭いていると、胸の筋肉が引きつるような激しい悪寒が来た。
こんなひどい悪寒は初めてだった。さすがにヤバイと思ってあわてて服を着たがすでに遅かった。

もともとインフルエンザなど馬鹿にして「最後は体力勝負なのだから」とタカをくくっていたのがいけなかったのか、その晩から高熱が続いてかなり辛い日々を送る羽目になった。

それでも熱が出た次の日に仕事に行ったのが更に症状を悪化させたようだ。医者に言わせると三日は治るのが遅れたらしい。
熱のせいで体の節々が痛む。がたぴしと軋むようで身体をゆっくりとしか動かせないので、潤滑油がすっかりなくなったC3POみたいな動きになっている。

ジェット機だって24時間もあれば直るのだ。風邪など肉を食って一日寝ていれば自然と治るという信念を持っているはずの僕なのだが、今回だけはどうも勝手が違うようだ。
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by tonjies | 2006-01-28 22:47 | バカ親
だけど、おはようの朝は来る
(ガク)
だけど、おはようの朝は来る



朝起きるのが家族よりも遅いガクは、目がさめても蒲団の中でじっとしている。最近では、起きた時に誰も部屋にいなくても泣き出すようなことはほとんどなくなった。
寒くなる前は一人で起きて遊び始めていたこともあったが、このところの冷え込みに暖かい蒲団の中でじっとしていることが多い。

目だけきょろきょろさせて、誰かこないかなぁと蒲団の中でじっと待っている時にガクは何を考えているのだろうと思う。

階下にいる家族の声や物音を聞いたり、カーテン越しの朝日の輝きや近くの電線に止まっている鳥のさえずり…誰かが階段を登ってくる音…

ドアを開けて様子をうかがうと、うれしそうにむくっと起きあがって急に動き出す。

「おはよー、おはよー…」

よほどうれしかったのか、そう何度も言うのだ。

このおはようの挨拶は朝だけではなくて、誰かに会うたびに言っている。昼夜を問わず使うことが彼の中で習慣になっているのだ。夜スタジオ入りをすることが多い…はずもないのだが業界用語として使っているつもりなのか、ガクにとっては朝だろうが夜だろうが、誰かに会うとおはようなのだ。夜僕が仕事から帰ってきても彼は「おはよー」とむかえてくれる。ゲーノージンではあるまいし…


先日僕がガクを寝かしつけていたときのことだ。電気を消してもう少しで寝入るというときに、階下の用事を済ませたカミサンが寝室に上がって来た。ドアが開いて母親がきたことに気がつくと、眠くて目がつぶりそうだったガクがむくっとうれしそうに起き上がった。

「おはよー、おはよー、おはよー」

真っ暗で電気も消えているのに、彼は朝だとでも思ったのか、そう連呼しはじめた。

「おはようじゃないよ、ガク、もう寝るんだよ」といっても、ガクは聞かない。それまでぴたりと僕にしがみついていたのに母親が来ると、お前なんかお役御免だといわんばかりに僕をはねつけて母親に抱きついていった。
ふざけんなよ、このやろうという気持ちが沸かないでもないが、いつものことなのであまり腹もたたない。
僕は「おやすみだよ、ガク…」と優しく言いきかせた。
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by tonjies | 2006-01-21 13:24 | 豚児2号 ガク
いっちょう、もんでやる
(ケイタ)
肩もみ


「ちょっと、ババん家にいってくんなぁー」

そう言ってケイタはよく隣家の祖母のところに遊びに行く。
先日も祖母の肩をもんであげて、褒められた事をうれしそうに僕に報告してきた。

後から聞くと「いつでも(肩を)もんでやるからなぁ」と優しいことを言って祖母を感激させたらしい。

孝行息子を絵にかいたような話だけど、ケイタには優しいところがあって時々大人びた口調で優しいことを言うのだ。

褒められたものだから調子に乗って、母親や僕にも肩をもんでやるよと言ってきた。


僕も姿勢が悪いからなのか肩凝りは昔から持病の一つで、放っておくと首まで痛み出して頭痛がしてくることもあるくらいだ。いつもガチガチに固まっている肩はプロのボクサーに殴られても平気で「ありがとう」といえるくらいだ。
(じゃァ、お前はプロのボクサーに殴られたことがあるのか、というツッコミをされると困るけれど…)

肩を揉んであげるというケイタの言い方がおかしい。


「いっちょう、もんでやっかぁー」

とケイタは言うのだ。

ちょっと待て、その言い回しはちょっと意味が違う。ケイタは文字通り(肩を)もんであげるというつもりなのだけど、それは実力差のある種目で後輩を鍛えたりしごいてやる時に使う言葉だ。

「おとうさんも、いっちょう、もんでやるよ」

というケイタに、なにを生意気なと思ったけれども僕はかしこまって

「は、はい、宜しくお願いします…」と答えた。
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by tonjies | 2006-01-18 21:03 | 豚児1号 ケイタ
お風呂の中で遊ぶ
(ガク)
お風呂の中で遊ぶ


子どもとお風呂に入ることは、この上ない楽しみだ。
ケイタが産まれてしばらくしすると我が家の浴室におもちゃがたくさん溢れるようになった。魚の形をした温度計、濡れた壁に張り付く車や電車の形をしたマット生地や同様のカタカナやABCの文字、小さなジョウロや繋がって動く船…

お風呂の中で遊ぶというのは新鮮な喜びだった。もちろんそれはケイタを飽きさせないためのものなのだが、お風呂のなかにおもちゃがあるというのは僕にとっても自分の幼い頃を思い出してなんだか楽しい気分になってきたものだ。
大の大人が一人でお風呂の中でおもちゃで遊んでいたら、ちょっと問題だが、子どもと一緒なら恥ずかしくないし、世間に妙な噂が立つこともないだろう。もともと誰も覗いてはいないのだから妙な噂も立ちようがないのだが…。

今春一年生になるケイタはもうそんなおもちゃでは遊ばなくなってしまった。彼にとってお風呂は水中眼鏡をかけて潜って遊ぶところになってしまっていて、幼いおもちゃは見向きもしない。そのかわりガクがケイタが使っていたおもちゃで一人遊びをするようになった。

まだ顔に水がかかると泣き出してしまうガクは、兄のように潜ったりはできないけれど、お風呂のなかで遊ぶのは気に入っているようだ。

ピンク色のバケツに入ったオモチャを全部湯船の中に浮かべて遊んでいる。
ガクの最近のお気に入りは並べたコップの中にお湯をいっぱいに注ぎ、そこにトーマスの玩具を入れて沈めてみることだ。当然お湯がこぼれてしまうのだが、ガクにはそれが面白いらしく真剣な表情でこぼれるお湯を観察していた。

おお、これはアルキメデスの定理を彼なりに発見しようとしているのだ。

アルキメデスの定理というのは、湯船にいっぱいにしたお湯の中に体全部を入れるとその体積分のお湯があふれてもったいないではないかという有名な定理のことだ。(うそである。ほんとはこれ

アルキメデスは浴槽に入っているときにこの定理を発見したという。喜びのあまり、「わかったぞー」と叫びながら裸で町中を走り回ったというエピソードは有名な話だ。

風呂上りにガクもよくフルチンで部屋の中を走り回っている。それに似ていなくもない。
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by tonjies | 2006-01-09 22:12 | 豚児2号 ガク
カラータイマーが30分もたない
(ガク)
カラータイマーが30分もたない

幼稚園の週一回の体験教室で



ガクは昨年の4月から週一回幼稚園の体験教室に通っている。体験教室といっても30分ほど幼稚園のホールで母親と一緒に遊ぶだけなのだが、その日はグランドの遊具を使ってもいいのでカミサンは早めにガクを連れて行って園庭で遊ばせているらしい。
そこに参加しているのは3歳ぐらいの子が多くて、本当は来年度からでもよかったのだけど、週に一回でも年長のクラスにいるケイタの様子が見られるので、カミサンはガクを連れていっている。

そのクラスに参加している子ども達より1年小さいからなのか、ガクは教室でじっとしていない。
もともと幼稚園に慣れさせるためのものだから、じっとしていなくてもいいのだけど、始まりに輪になって名前を呼ばれる時にも、一人でホールの反対側で遊んでいて返事をしないらしい。
他のお友達が母親のひざの上で元気にお返事をしているのに、ガクは気にも留めず『馬耳東風どこ吹く風、ゴーイングマイウエイ』という感じだ。

「○○○ガクくーん…ああ、あそこで遊んでますねぇー」

毎回先生にそう言われているという。団体行動のなかで規律を守るなんてことは、今のガクの理解を超えるもので点呼など自分とは一切関係ないと思っているようなのだ。

母親達と一緒にお遊戯や体操をしたりして過ごした後、先生が紙芝居を見せてくれて終しまいというたった30分の体験教室なのだが、ガクのカラータイマーはその30分がもってくれない。最後の紙芝居が始まると「ピコーンッ、ピコーンッ」とカラータイマーが赤に変わって点滅し始める。
「いこう、いこう」と帰りたがって母親を困らせている。連れ出さないと泣き出すので毎回そこで退出することになるらしい。

その度に、先生から
「ガクくん、もう帰っちゃうのー」と言われている。

そんな自分勝手な行動をするのはガク一人だ。
家の中でもガクは少しでも自分の思うとおりにならないと、泣いて抗議をする。それも瞬時に自分の願いがかなえられないと我慢できないらしく、忍耐という概念は彼の心情の中にはまだカケラもないのだ。ほんの少し辛抱することもそろそろ学んで欲しいのだが…

「やっぱり、1年早いからかな」

「ガクと同じ年の子どもでも、お母さんと一緒に大人しくしている子もいるのよ」

機嫌がよく遊んでいて、今日は最後まで大丈夫かもしれないとカミサンが思っていても、最後の紙芝居になると、やっぱりガクは出ていってしまうらしい。

「もう少しで最後までいられると思ったのに…」とカミサンがこぼすと

「ここまでいられるようになっただけでも、すごい(進歩)だと思わなくてはいけない」と幼稚園の先生にたしなめられたという。

なるほど、そう考える方が正しい。できないことを数え上げて落ち込むよりも、少しでもできるようになったことに気がついて喜んであげる方がいい。
それにこの時期、育てるのにあまり手間のかからない、いわゆる親にとって都合のいい子が、本当の意味で『いい子』とは限らない。
都合のいい子だったことの反動がそれこそ10年後20年後になって、とんでもないところで出てきてしまうかもしれないではないか。でも、それは誰にも分からないことなのだ。

おとなしくはないかもしれないし、先生や親の言うこともあまり聞かないけれど、与えられたものではなく自分で考えて様々な遊びを作り出しているガクを見ていると、とてつもない可能性を秘めたいい子だと僕には思えるのだ。
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by tonjies | 2006-01-07 09:31 | 豚児2号 ガク
初めての理髪店
(ケイタ)
初めての理髪店


ケイタは産まれてからずっと坊主頭だ。バリカンで自宅で刈っている。よく似合っている髪型だけど、前々から本人が伸ばしたいと言い出したらその意志を尊重しようとカミサンと話していた。

弟のガクはさらさらした柔らかい髪質なのにケイタの頭髪は硬く太い。
だから坊主頭のうちはいいのだが、少しでも伸びてくるとボサボサの髪形になってしまうのだ。剛毛で髪の毛が多いのでモンチッチの人形のようだ。
モンチッチなる前にバリカンで刈られていたのでそれ以上伸ばしたらどうなるのか分からなかった。
直毛のまま伸ばしていくと、長髪のハリネズミか丸いサボテン頭になってしまうと思われる。

小さい頃はバリカンを当てるのを嫌がって、床屋さんをやるよと言うと、泣きながら坊主にされていた。終わってしまうとケロリとしていたので髪型としての坊主頭が嫌なのではなく、頭を刈られる行為そのものが嫌だったようだ。
そんな時ケイタはいつも、泣きながら電車の歌をうたって一生懸命に自分で気を紛らわそうとしていた。髪が身体にかからない様に風呂敷で首に巻いている姿はテルテル坊主のようで、その姿で泣きながら歌っている様子はかなり可笑しかった。
でも、そのテルテル坊主も今ではバリカンで刈られることにすっかり慣れて鼻歌を歌いながら坊主頭にされている。

5分か3分刈りの坊主頭がケイタのトレードマークになっているし、クリクリ頭は可愛いのでずっとそのスタイルでいて欲しいのだが、最近ケイタが髪を伸ばしたいと言うようになった。

でも、彼は床屋を怖がっていて行くのを拒むのだ。
理髪店を医者のように注射や痛い思いをされるところのように感じていたらしく、伸ばすんだったら床屋に行くかというと、嫌がって家でのバリカンの方がいいと希望していた。

確かに理髪店の前にある赤と青のクルクル回る看板は動脈と静脈をあらわしているし遠く中世のヨーロッパでは理髪店が医者のような仕事もしていたというので、ケイタの恐怖感もあながち間違ってはいないのだけど、どういうわけか怖いところと思い込んでいたようだ。

そんなケイタが先日祖母に連れられて近所の床屋さんに行ってきた。僕が会社に行っていた間のことなので後から聞いたのだが、ケイタがよく行く気になったものだ、と思った。ボサボサの頭のままで新年を迎えるのはかわいそうだと祖母がおだてて連れて行ってくれたらしい。 感激したカミサンが携帯に写真を送ってきた。

襟足と耳の周りをきれいに刈ってもらって、前髪はそのままなので、なんだかスポーツ刈りのあんちゃんのようだ。

「床屋さん、怖くなかったか」と聞くと、

「気持ちよかったよ。また行きたい。お父さんが今度(床屋に)行く時にはケイタも連れて行って」と答えた。

それはそうだろう、相手はプロなのだから、痛くないようにしてくれるはずだ。見ると顔の産毛もきれいにあたってもらっている。

鏡の前で、まだほとんど伸びていない前髪をいじっているケイタはとてもうれしそうだ。まだ短くて分けることも出来ないのだが、分ける仕草をしてみたりしきりに前とは違う髪型を気にしている。

「おっ、ケイタ、前髪が乱れているよ」

本当は乱れるほどまだ髪の毛が長くないのだが、そう言ってからかうと、慌てて鏡の前に飛んでいいって髪の毛をいじっている。そうすることで彼はどうやら少しお兄ちゃんになったような気がするらしく、一人で悦に言っている様子はなんだかおかしい。

でも、ケイタのクリクリ頭をもう見られないと思うと、つい2、3年前まで泣きながら電車の歌をうたっていた頃が、懐かしいような少し寂しい気もするのだ。
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by tonjies | 2006-01-03 23:59 | 豚児1号 ケイタ