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順番、順番、守ろうよ~
(ガク)
順番、順番、守ろうよ~



「おばあちゃんが一番で、お父さんが2番、ママが3番、おにいちゃん…ガク…」

先日、夕食の時にガクが突然こう言い出した。ガクは何でも順位をつけるのが大好きで、よくミニカーを並べては勝手におばあちゃんはこの車、兄ちゃんはコレと家族全員の車を決めてレースをして遊んでいる。トミカのミニカーは自走しないので、ガクが手で動かしてそのレースとやらの順位を決めては喜んでいるのだ。

このときもそんなガクの空想の遊びなんだろうなと思っていた。

「おばあちゃんが一番で、お父さんが2番…ママが3番…これはね。死ぬ順番なんだよ」

と言い出したので、その場の空気が凍りついた。子どもはよくこの手の大人が聞くとドキッとするような発言をする。歳をとっている順番に死んでいくことをガクはいいたかったようなのだが、幸い隣家の祖母はその場にいなかったからよかったものの、それにしても言い方というものがある。

死ぬ順番なんだぁーとうれしそうに何度も言うガクは別に悪気があっていっているのではない。

周りの雰囲気が変わったのを『この順番が間違っている』と思われているとガクは勘違いしたらしく、歳をとっている順番の正当性を主張し始めた。

それはその通りなのだが…

先週クリスマス前に冬至があった。太陽が一番短くなる日を過ぎて、これからは日に日に日照時間が長くなってくる。古代の人は不思議だったのだろう。一度死んだ太陽が再び生き返る。死と再生ということに深くかかわるこの日を特別なものだと思ったに違いなく、だから再生の象徴であるクリスマスもこの時期にあるのだろう。

年末を控えいたこの時期、冬至後にふさわしい話題ではあるが、さてこの無邪気な幼稚園児に「そういうことを口に出して言ってはいけない」ということをどうやって教えたらいいか僕は瞬時に考えをめぐらした。

「死ぬなんて言われたら、それが今すぐってわけじゃなくても、言われた人は嫌な気持ちがするんだよ。ガクちゃんも死ぬなんて言われたら嫌だよね。人を嫌な気持ちにさせるようなことは、心の中で思っていても言葉に出して言っちゃいけないんだよ。わかるよね」

本当のところはどうかわからないがガクも何かを察したらしく、その後はこの発言はしなくなった。




  
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by tonjies | 2009-12-28 20:24 | 豚児2号 ガク
クリスマスのごちそう
クリスマスのごちそう


今年のクリスマスにはローストチキンを作ろうと早くから決めていた。ネットで早々と注文をして、豪快にダッチオーブンで焼いてみんなを驚かせてやろうと思っていたのだ。

ところがクリスマス前日に届いたチキンの中抜き(2㎏)は僕の持っているダッチオーブンに入らない…
d0046853_201935.jpg

10インチのダッチでは無理だったか…

d0046853_20201291.jpg


しょうなないのでキッチンのオーブンで焼いた。

d0046853_20211123.jpg

初めてにしては大成功である。中に詰め込んだキノコや野菜も味がしみこんで美味い。何よりも鶏肉がこんなにジューシーになるとは思わなかった。

家族5人では食べきれない量であるが、このところ大食漢になったケイタが日ごろの健啖ぶりを発揮して、あらかた平らげてしまった。ガクは一口食べただけだったけれど…

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by tonjies | 2009-12-25 20:18 | バカ親
失せモノ多し
失せモノ多し



ケイタは失くし物が多い。というよりも基本的に整理整頓が出来ていないので、自分でどこにしまったのか覚えていないことが多いのだ。全く誰に似たのか…

ここ最近でも、書道の小筆、書初めの下敷き、国語の教科書4年下…と立て続けに失くし物をして母親から叱られていた。まったく教科書まで失くすとは、勉学に励む姿勢がなっていないと叱責をされても弁解の余地はない。
その度に買いなおす羽目になり、当然の事ながら彼の小遣いから買わせるようにしている。でも、その教育的配慮もどこ吹く風と本人は一向にこたえていない様子なのだ。


そんなケイタの脳天気ぶりを見ていて思い出した。
僕も子どもの頃、先ほどまで使っていた鉛筆や定規がどこかにいってしまうということがよくあった。部屋中を探がしてもなかなか見つからない。

そういう時に僕は、

「あの鉛筆は異次元空間にワープしてしまったに違いない…」

と考えるようにしていた。何かの拍子に僕の部屋のその鉛筆があった場所に小さな4次元ポケットが出現してしまい、そこに吸い込まれてしまった鉛筆はいくら『今』探しても見つかるはずがない。
パラレルワールドの別世界にいる『僕』が今その鉛筆や定規を使っているのだろう。

そして探すのをやめてしばらくすると、思いがけないところからそれは見つかる。その時も、鉛筆は元々そこにあったのではなくて、僕が見つけたその瞬間にどこぞの異空間から瞬間移動して来たに違いないと考えていた。
子供向けのSF作品ではあるまいし、そんな事を考えていた自分が今思い返すと赤面の至りであるが、不思議なことに大人になった今でも僕の周りではこの異次元空間が時々現れては消えるを繰り返しているようなのだ。

先日も、出かける間際になって車の鍵が無くなった。さっきまで玄関脇にあったはずの鍵が消えている。ないないと大騒ぎしてみんなで探していると、僕のかばんのサイドポケットに入っていたのを運悪くカミサンが見つけてしまった。
おそらく、たまたま異次元空間からたった今戻った所だったのだろう。その現象を説明しようとしたのだが、敵は鬼の首を取ったように勝ち誇った様子で聞く耳をもたない。

さらに、この間だも僕の使っているステンレスミニボトルがどこかにいってしまった。ホットのお茶やコーヒーを入れて使っていたのだが、昨日まであったボトルが家じゅうを探しても見つからない。この時は空間も時間も大幅にワープしたらしく、後日ケイタのサッカークラブのクラブハウス脇でこのミニボトルは発見された。

間が悪いことにそれを見つけたのも僕ではなく、カミサンだったものだから、
ますます勝ち誇るジャイアンのような敵に、僕は気を失った振りをして誤魔化した。

助けて、ドラえもん。




   
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by tonjies | 2009-12-20 17:20 | 豚児1号 ケイタ
お誕生会 大きくなったら○○になりたいです
(ガク)
お誕生会 大きくなったら○○になりたいです


先日ガクの幼稚園でお誕生会があった。
10月と11月生まれの子どもがホールの舞台に上がってインタビューを受けて、

「○○○○です。6歳になりました。大きくなったら、△△になりたいです。」

と答える。

将来なりたい職業といっても、そこは幼稚園児だから、男の子ならサッカー選手とか戦隊ヒーロー(いわゆるゴレンジャーみたいなもの)をいう子が多い。
それに比べ、女の子はもっと現実的で「お花屋さん」「ケーキ屋さん」などという。こんなところでも男女の意識の差がでているので面白い。


兄のケイタは、年中の時は「戦隊ヒーローの何とかレッド」、年長では「サッカー選手」と言っていたのを思い出した。
昨年、ガクも、「ウルトラマンになりたいです」と答えている。

サッカー選手はいいとして、ウルトラマンやゴレンジャーが職業として成り立つのかどうか、社会保険完備で有給もつくのか気になるところだが、幼稚園児にはそんな事は関係ないらしい。

それなら、僕も…ということで。

「ケイタとガク父です。○○歳になりました。大きくなったら、ソン・スンホンか玉木宏になりたいですぅー」

というギャグをかましたらカミサンからグウで殴られた。


それはともかく、ガクは今年はなんと言うのか、楽しみに幼稚園のお誕生会を見に行ってきた。
お友達と舞台の上に上がって少し緊張気味だったけれど、ガクはしっかりとした大きな声でインタビューに答えていた。

「○○○ガクです。大きくなったら車のレーサーになりたいです」

なるほど、何よりも車、特にレースカーが大好きで、プレステのレースゲームばかりしているからなぁー
ガクはGT選手権のTV番組も食い入るように見ていし、暇があるとミニカーを2台並べて空想のレースをして遊んでいる。
でも実際のレーサーになるにはまず車の免許を取らなければならないし、プレステのコントローラーで運転するような簡単なものではないだろう。

でも、そんなマニアックな趣味を持つ幼稚園児はあまりいないようで、レーサーといっても他のお友達にはよく理解できていないようだった。
数日後、ガクのサッカーチームの男の子と話をしていると、このお誕生会の話になり、

「ガク君は、レースカーになりたいんだってぇー」

と教えてくれた。


レースカー?

カーズの映画に出ている『マックイーン』みたいな人格を持った車が一瞬頭をかすめた。

カーズ [DVD]

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント


(大きくなっても、なれないと思う・・・)

更に、

「トランスーフォームーー!」と叫んだガクが、

ガシャン、ガシャン、ガシャコーンッ、ガシャッコーンッ…とCGを駆使したメカニックな動きで車に変身していく姿を思い浮かべてしまった。


トランスフォーマー/リベンジ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン


(さらに大きくなっても、なれないって…)

   
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by tonjies | 2009-12-06 18:26 | 豚児2号 ガク