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おっぱい、キモーい
(ケイタ)
おっぱい、キモーい



『キモイ』という言葉をケイタはよく使う。

先日もマンガ雑誌から女の人の裸が出ているマンガを見つけてきて、うれしそうに僕に報告にきた。

「おっぱい、つかんでいる…きもーいッ!」

『キモイ』というのは、気持ち悪いという意味で使っているのではなさそうだ。うれしそうに言っているところを見ると、『エッチだ』ということがなんとなく感じられてはしゃいでいるのだろう。
この性的なものに対する興味が僕は面白いなぁと思う。
深い意味はまるでわかっていないくせに、子どもは基本的にこういうことを好む。

「ちんちん、ぶらぶら、ソウセージ」 という言葉をまるで歌うように節をつけて連呼しているケイタを見ていると、口では注意しているものの可笑しくてしょうがない。

まったく、幼稚園児は何を考えていることやら…


作家の吉行淳之介が書いた幼年時代の回想に、自分が『お○○○』というと周りの大人が喜ぶのを感じて、この言葉はきっと人を楽しませる言葉なのだと思い込む話があった。吉行少年はある日来客を喜ばせようとこの言葉を連呼する。周りの大人の困ったような視線を感じて初めてこの言葉の意味を感じ取る。

もうだいぶ昔の話になるけれど、僕が大学生の頃のことだ。初めて一人暮らしをしたアパートの近所に住んでいた大家さんの孫達と仲良くなった。愛と太郎というこの姉弟はよく僕の部屋に来て遊んでいた。(愛ちゃんと太郎…愛ちゃんは太郎の嫁に行くというナツメロがあることを知ったのはそれからずいぶん後のことだ。あの子達の親はどういうつもりで名前をつけたのだろう。)

姉の方は小学1年生くらいで弟は今のケイタと同じ歳くらいだった。
ある日近所の商店街を一緒に歩いていた時、僕達の前に女の人が歩いていた。すると、愛ちゃんが僕に言うのだ。

「いま、おしり見たでしょ」

「はぁ…?」

最初は何を言っているのかよく分らなかったけれど、愛ちゃんは、僕の前に若い女の人がいるたびに「いま、(前の女の人の)おしり見たでしょ」と僕を責めるのだ。

なんというマセたガキだとそのときは思った。

弟のタロウは、八百屋の前でにんじんを自分の股間にあてがって「ちんちん、ちんちん」と連呼してはしゃいでいた。この太郎は、にんじんに限らず、僕の部屋の中でも何か細長いものを見かけるたびに股間にあてがって「ちんちん、ちんちん」と言っていた。
鉛筆やサインペンなどの細くてとがったものを見つけると自分の股間に持っていかないと気がすまないようで、そしてそれらはすべて彼のちんちんにされてしまうのだった。

あれから20年近くたって、愛ちゃんも太郎も立派な大人になっているのだろう。もう人の親になっているかもしれない。『ちんちんタロウ』はどんな大人になっているだろうかと時々思う。

by tonjies | 2005-09-04 01:25 | 豚児1号 ケイタ
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