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豚児1号ケイタ          (12歳 1999年11月生)    豚児2号ガク           (8歳 2003年10月生)    ころすけポー (このBlogを書いている豚児たちの父親)   
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慎重派 石橋を叩いても渡らない
(ガク)
慎重派
石橋を叩いても渡らない


ケイタは後先考えないで行動してしまうので、階段の上り下りやイスなどは危なっかしくて見ていられなかった。床でもよくひっくりかえるので、彼のために家具の尖ったところは全てクッションを貼り付けて少しでも怪我のないように気を使っていた。
そんな話を会社ですると子育ての先輩達から、そんなに注意するのは長子だからで、次(次男次女)からはそんなに気にしなくなるとよく言われたものだ。

たしかに次男のガクに対しては僕たちはそんなに気を使わなくなった。でもそれは僕たちが子育てに慣れたということだけでなく、ガク自身が兄に比べて慎重に行動する子供だからだ。
オスワリが出来るようになった頃ケイタはよく後ろにひっくり返って頭を打って泣いていたけれど、同じ頃のガクは床でひっくり返ることはほとんどなかった。階段も自分では無理だとわかると決して無茶はしないし、誰かの手を借りてイスから下りたりするのを見ていると、怖いもの知らずで『見る前に飛ぶ』ケイタとは兄弟でもだいぶ違うタイプらしい。

公園の斜面でもそうだ。

兄の2歳の頃と比べるとガクは乱暴だし大胆で荒っぽいことが大好きなのだが、不思議と坂道がまだ怖いらしく、よく遊びに行く公園の斜面でも固まってしまう。
公園の小山は芝生だし、急斜面というわけでもない。転んでもあまり痛くなさそうなのだが、どういうわけかガクはここを一人で上ることができないのだ。

兄のケイタが2歳の頃はこの同じ場所で「キャッキャア」と叫びながら駆け下りていた。たぶん走ることを覚え始めた頃だったので、単純に走ること自体が面白かったのだろう。何度も登っては駆け下りるという単純な遊びを飽きることなく繰り返していた。

でもガクはその坂の途中まで登ると、怖くなってしまうのか前にも後ろにもいけなくなってしまう。固まったまま進退窮まった様子で僕の方に振り向き助けを乞う。放っておくと泣き出すので手を差し出すとしっかりとその手を握ってやっと歩き出すのだ。

手さえ握っていれば、安心するらしく降りる時もどたばた跳ねるようにおりてくる。


気が強いくせに小心で臆病なヤツだ、と思うがこれも何事も慎重に行動することを心がけているガクの性格の良い一面なのだろうと僕は考えている。

by tonjies | 2006-03-06 23:58 | 豚児2号 ガク
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