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(ケイタ) かくれんぼをする 犬の散歩の途中に立ち寄る公園でケイタと『かくれんぼ』をした。 かくれんぼといっても小学1年生が相手だし二人きりなので本格的なものではないのだが、物陰に隠れて「わぁー!」 と不意打ちをかますとケイタが目を白黒させて喜んでいる。 ケイタはこのドキドキする感じが大好きで、いつも 「おとー(お父さんの略称)、かくれんぼしよう?」 と誘ってくる。 かくれんぼが好きな割には、僕が犬と一緒に上手く隠れてしまってしばらく見つからないとオニになったケイタは半べそをかきはじめる。ほんのちょっと見つからないだけでもすぐにあきらめてしまい、一人っきりになった寂しさから涙がでてしまうらしい。 隠れるといっても塀や壁の陰にいるだけだのだが、すぐ側から「おとー、おとー」 と泣きそうな声が聞こえることがある。 もう小学生なのだけど、気の弱さというか甘えん坊のところがまだ抜けきらない。下の子が2歳児の癖にすでに気の強い強情な性格の片鱗を覗かせて母親を困らせているのと比べると、長男で争う相手もなく、のんびりと甘やかされて育ってきたからなのかとも思う。でも、たぶんその子のもって産まれた性格によるところもたぶんにあるのだろうし、それらの性格もどちらが優れているというものでもなさそうだ。 とはいうものの、かくれんぼくらいでも泣いてしまう相手だと、ごっこの時でもその加減が難しい。僕が隠れる時にはリードに繋いだコロをわざとケイタの見えるようにしておくようにしている。すると彼も安心するのか、僕がいることはわかっているのに 「おかしいなぁ、おとーどこにいったのかなぁー」 とひとりで演技している。 そしてひとしきりあたりを探すフリをした後で、大袈裟なそぶりで、たった今見つけたようにふるまうのだ。 反対にケイタが隠れている時には、僕が公園の繁みの中にうずくまっている彼を見ないフリをしながら歩き回っている。 もうそろそろ飽きて出てくるだろうと思っていてもなかなか出てこない。 「ケイタ、どこに隠れているのかなぁー」 ドキドキしながら一生懸命に得意気に隠れているのがいじらしいいので見つからないふりをしていると、隠れているケイタの方から声を出して僕を誘ってくる。 「おとー、ケイタはここだよー」 見つけられないように隠れているのだけど、見つけて欲しいような…気持ち かくれんぼは悲しい遊びだ。 ふだん生意気な口をきいたり悪ぶった言葉づかいをするようになってはいるものの、こういう場面ではまだまだ幼いなと感じてしまう。 先日も、先に寝てしまったガクの横でなかなか寝付けなかったケイタが階下にいた母親を呼びに来た。一緒に寝てもらいたかったらしく、「お母さんはまだ寝ないの」 と何度も言っていた。 「おかしいなぁ、ケイタ、赤ちゃんみたいだな」 普段こういうことをいわれると必ず、「バカにすんじゃねぇー!」 と巻き舌で反発するケイタがこのときは眠たかったのか、素直にそれを認めたという。 「おれさぁー、ほんとは、まだ、赤ちゃんなんだぁー」 可愛かったーと話す母親の報告を聞きながら、まだまだだなぁと僕はあらためて思った。 でも成長の証を垣間見せたり、甘えて見せたり、その繰り返しの中から育んでいくものが大切なのだろう。 「3歩進んで2歩下がる」 と古代ギリシャの賢人もいっているように、一歩一歩の成長こそが人を強くするのだ・・・ (あれッ・・・ギリシャの哲学者の言葉じゃなかったっけ?)
by tonjies
| 2006-06-05 16:20
| 豚児1号 ケイタ
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