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(ケイタ)
花嫁のブーケ 先日親戚の結婚式があり、ケイタとガクもネクタイ姿の正装で出席した。ケイタのスーツ姿は入学式でも見ているのだけど、はじめて見たガクのネクタイ姿はとても賢そうに見えた。なんだか急に大きくなったような気がする。 結婚式で一番面白かったのは花嫁のブーケトスの時だった。 新婦の友人達に混じってケイタが最前列で真剣な顔で投げられる花束を待ち構えていた。ブーケトスの意味を分かっているとはとても思えないのだが、ゲームの一種のように感じていたらしい。 ドレスアップしてヒールを履いた女の人たちと比べると、身長では負けているもののサッカーで鍛えているケイタは敏捷性では負けていない。案の定、頭の上に投げられた花嫁のブーケをジャンプして掴み取り、勝ち誇ったように花束を振りかざして周囲の笑いを誘っていた。 後で、「怖い顔をしたおねいちゃんが睨んでいなかったか?」 と聞いてみたがそのゲームに熱中してケイタは周囲の様子はあまり目に入らなかったようだ。 「これは、あたしのよッ!、キィーツ!」 と小学生の頭を殴って花束を奪い取っていく…ような女の人がいても面白かったのに…と僕は思った。まあ、そんなやつはめったにいないと思うが… ケイタはナイフとフォークを使う食事がいたく気に入ったらしく、最近親たちを喜ばしている健啖家ぶりを発揮していた。たくさんの大人が自分をかまってくれることに興奮しっぱなしで、何度も叱られていたが、久しぶりにあった親戚の女の子とおしゃべりをしたり結婚式の披露宴を楽しんでいるようだった。 結局、ケータが取ったブーケはその親戚の幼稚園年中の女の子にあげてしまった。ケイタがもっていても次の花嫁にはたぶんなれそうもないし、花束を持っているのに飽きてもてあましていたのだ。でも、周りに促されて女の子にあげてしまうと、「本当は(花束を)あげたくなかったんだ…」 と惜しそうに何度も言っていた。 ガクはお得意の「ぎゃーぁー」 という叫び声を披露宴の静まり返ったシーン(特に最後の花束贈呈や挨拶の時に)披露しないかと心配していたが、母親が用意した新しいおもちゃでおとなしく遊んでいた。次々に小出しに出てくる食玩やミニカーに目を奪われているうちに寝てしまった。 子どもちによるプレゼント贈呈の儀式の役も無事に済ませると、それまでハイテンションを維持していたケイタもさすがに疲れたのか、ウトウトし始めた。 「ガクちゃん、いい子だったね」 帰りの車の中で、ガクが披露宴の間おとなしくしていたことを母親が褒めていた。 「ケイタもとてもいい子だったぞ」 と僕がフォローすると、 「そうか、ケイタもいい子だった?・・・どうも・・・ありがと・・・」 いつも叱られていることのほうが多いからか、ケイタはたまに褒められると照れてしまうらしい。 それからは何度も自慢気に、自分がブーケを取ったことを繰り返し話していた。
by tonjies
| 2006-08-31 06:36
| 豚児1号 ケイタ
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