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(ガクとケイタ)
5ヶ月が過ぎて ケイタの時にはほとんど使わなかったベビーベッドのうえにガクは寝ている。いつも走り回っている暴れん坊のケイタから守るためにガクは柵の中に寝ているのだ。 ケイタは活発すぎるぐらいの子どもだから家の中でもいつも走り回っているか飛び跳ねて遊んでいる。僕に対しては「たたかい」と称して蹴りやパンチがよく飛んでくる。まあそれも4歳児の蹴りやのパンチだからまともに受けてもたいしたことはないのだが、たまに鼻のあたまにパンチや頭突きがはいると正直いって痛い。 だけどケイタは僕たちが思っている以上に相手を選んでやっていたようだ。昨年妊娠中のカミサンにはこの「たたかい」をしようとしなかった。 そのぶん、僕や他の大人に対してのたたかいが過激化していたが、ケイタはケイタなりに考えていたのだと思う。 赤ん坊のガクに対しては大丈夫だろうかと僕たちは思っていた。 ガクが生まれて5ヶ月過ぎてケイタもだいぶこの赤ん坊がいる生活に慣れてきたようだ。 風邪をひいたガクを心配して何度も 「大丈夫かなぁ、ガク」とケイタが言う。 慎重過ぎるくらいにやさしくガクの頭を撫ぜているケイタをみると、ケイタの中にも少しずつ兄弟の気持ちが生まれてきているようだ。 ガクをあやしながら、トミカの車や電車のおもちゃで遊んでいるケイタの相手をしている時、 「ガク、みてごらん、お兄ちゃんはこんなにたくさんのおもちゃ持っているんだよ。すごいねぇ。お兄ちゃんはこの車の名前をぜーんぶ知っているんだ。ガク、お兄ちゃんが車の名前を教えてくれるよ。この車はなんていうのかなぁ」 「お父さんは知っているじゃないか」 「そりゃあ、お父さんは知っているけど、ガクは知らないんだから、ケイタ、教えてやってくれよ」 「この車はランボルギーニ…こっちはアールエックスセブン…」 「すごいねえ、ガク、お兄ちゃんはクルマ博士みたいだねぇー」 そうガクに話し掛けながら、ガクにかこつけてケイタのことを褒めて持ち上げていると、ケイタはますます得意になってガクにいろいろ説明して話し続けていた。あげくにお気に入りのミニカーを持ってきて、 「これ、ガクにかしてあげるよ、もってなっ」 などというのだ。それを聞きながら僕は昨年ガクがまだカミサンのお腹の中にいた頃のことを思い出していた。 ケイタが遊ばなくなってしまったおもちゃをカミサンが整理していた時のことだ。 生まれてくる赤ちゃんに貸してあげてね、といわれたケイタは急におもちゃが惜しくなったのか、 「赤ちゃんが生まれてきたら僕のおもちゃを取られてしまうから、赤ちゃんはもう要らない」といって泣き出した。 それまで一人っ子でワガママし放題に育っているケイタに弟か妹ができたらどうなるのだろうと思った。 そのケイタが今少しずつではあるけれど、お兄ちゃんになってきている。 「ぼくのおとうとだから…」といいながら優しくガクの頭やほっぺを撫ぜているケイタに、ガクもきっとおにいちゃんのことが大好きなんだよ」と言っている。 実際、5が月のガクはケイタのことを興味深げにじっと見ていることが多い。
by tonjies
| 2004-03-13 23:40
| 豚児1号 ケイタ
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